【現場が教える】トヨタ期間工の給料はいくら?初年度から年収400万円の実態とは

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トヨタ期間工は稼げると聞きますが

「実際、トヨタ期間工の給料はいくらなの?年収はどれくらい?」

「働いている人が実勢に受け取っている金額を知りたい」

「給料日はいつなの?ボーナスとか一時金をもらえるタイミングを知りたい」

と気になる方が多いようです。

筆者はトヨタ期間工を1年経験してきましたがみんなから聞かれるのは給料や年収などのお金のことばかりです。

確かにトヨタ期間工では給料も勤務1年目から非常に高く、その他にも寮費や光熱費が無料であったりと生活費も大幅に抑えることができるので貯金もどんどん溜まっていきます

真面目に勤務していれば契約更新もかんたんで、しっかりと稼ぐことができる仕事なのでおすすめです。

しかし、単に「稼げる」といわれてもいまいちピンとこないかと思います。

そこで今回は、トヨタで実際に1年ほど期間工として勤務した私の経験を元に、期間工の給料についてご紹介していこうと思います。

「期間工は本当に稼げるの?」と気になっている方は一読してくださいね。

参考記事:トヨタの期間工が一番人気ってホント?人気の秘密と祝い金40万円GETの方法

【事例】トヨタ期間工になって1年目の収入

トヨタの給料は勤務日数や残業数、部署などにも左右されますが1年目の給料は月平均で手取り25~32万円ほどといったところです。

税金や保険などを差し引かれて尚、初年度からこれほどの額を稼げる職業は中々ありません。

しかも先述のとおりスキルや知識、経験の有無に限らず誰でも働けるのですからおいしい仕事です。

ちなみにトヨタは日給制となっていますが、日給の額は経験や勤続年数で変わります

これらについては別項でご紹介しますのでそちらをご覧ください。

給料日は毎月25日に支給

トヨタ期間工の給料日は毎月25日です。

給料日が土日、祝日などと被った場合は前日に前倒しとなります。

締日は月末です。

トヨタは締日から給料日まで結構な期間があるのが痛いところです。

例えば、月初めに入社したとしても給料を手にすることができるのは翌月の25日なので、2ヶ月近くもの間「無収入」となってしまいます。

トヨタは寮費、光熱費こそ無料ですがその他の生活費が必要になりますので、就業前にはある程度の資金を用意しておく必要がありますので注意してください。

年収ベースでは月収平均35万円程度

トヨタの年収は各種手当てを込みで考えると初年度からでも400万円を超えることも難しくありません

月平均で考えれば35万円ほどの月収となるのでいかに期間工が稼げるのかがわかるかとおもいます。

筆者は1年働いて合計400万円稼いだ

私はトヨタで1年間期間工として働いていましたが年収は400万円を超えていました。

繁忙期や閑散期での収入の差が大きいのも期間工の特徴ではあるものの、基本的に日給が高いトヨタでは1年でのトータル収入としてみるとやはり期間工業界トップクラスの高収入であるといえます。

トヨタ期間工の給料の仕組み

まず最初に言えることとして、トヨタは期間工の中でもトップクラスの高収入に期待できる企業です。

ですが、基本給だけ見ればトヨタよりも高い企業は複数有り、同額程度とする所も少なくありません。

では、何故トヨタが稼げるといわれるのか?

気になるかと思います。

そこでこの項ではトヨタの収入の仕組みについてお話していきます。

おさえておきたいポイントとしては以下の3つです。

  • スタートは日給1万円
  • トヨタ期間工の経験の有無で日給は変わる
  • 勤続年数でも日給は変わる

上記についてそれぞれ解説していきます。

スタートは日給1万円

トヨタで期間工として働く際は日給1万円からのスタートとなります。

これは年齢や職歴(例外有り)、学歴に問わず誰でもこの額ですので差はありません

しかし、この日給はトヨタでの期間工経験の有無や勤続年数によって増額となります。

期間工は職歴こそ関係ありませんが、期間工としての経験がある人間は即戦力としてとにかく優遇される傾向にあり、トヨタもその範疇に漏れず、手厚い待遇を受けることができます

そのため、期間工経験者(トヨタでの経験に限る)であれば経験回数に応じて日給額が増加され、完全未経験者と比べると収入に結構な差が出てきます。

ちなみに日給額の違いは以下のとおりとなります。

トヨタ期間工経験の有無の場合の日給額

  • トヨタでの期間工経験が0:日給1万円からスタート
  • トヨタでの期間工経験1回:日給1万500円からスタート
  • トヨタでの期間工経験2回:日給1万800円からスタート

このように経験の有無で日給額が大きく変わるため、トータルの収入もかなり差が出てきます。

同時に、経験者の優遇具合もわかることかと思います。

トヨタは再就職者にかなり甘い企業といってもいいでしょう。

長期(最長2年11ヶ月)契約満了となった後も再度働きたいという方にはおすすめの企業ですね。

勤務年数の場合の日給額

  • 1年目:1万円~1万800円
  • 2年目:1万1,000円
  • 3年目:1万1,300円

期間工は経験者はもちろんですがより長く働いてくれる人間を求めています。

トヨタでも1年、2年と働き続けてくれる人間は大きく評価され、日給額もかなり増加されます

経験なしの1年目の期間工と比べると1,300円もの大差となり、月20日勤務とすると2万6,000円にもなります。

「期間工は使い捨て」といわれることもありますが、働いた分しっかりと評価され再就職も手厚く迎えてくれるトヨタはやはり一流企業といえます。

期間工業界でもトップクラスの人気であることも頷けますね。

※最長勤務で契約満了となった後、トヨタに再就職しても日給は初年度扱いとなり1万円~1万800円まで戻されることになり、1万1,300円でのスタートではありませんので注意してください。

残業代や夜勤手当もある

収入に大きなプラスとなる残業代や夜勤手当はトヨタではそれぞれ30%増しとなっています。

残業代は定時以降、深夜手当ては22:00~05:00の間に勤務した場合に付く手当てです。

また、この他にも休日出勤手当て(45%増し)時間帯手当て(25%増し)があります。

休日出勤は土日などの休日に出勤した場合、働いた時間分に反映されます。

時間帯手当ては、17:25~08:00間での間に働いた時間分に反映されます。

昼勤では始業時間の06:25~08:00までの1時間35分、夜勤では17:25~00:40の定時までの休憩時間を除いた6時間15分に反映されます。

深夜手当て、時間帯手当ての両方が付く夜勤は収入の要といえるので欠勤は絶対に避けたいところです。

残業は月10時間〜30時間程度

トヨタの残業時間は月に10時間~30時間程となっています。

開きがあるのは繁忙期や閑散期で大きく異なるためです。

まず基本として、トヨタは残業が少ないです。

大手企業なので仕事の管理もしっかりとなされており、できる限り定時で終了できるように調整されています。

このため、残業はあっても日に30分~1時間程度であり、残業そのものがないといった日も少なくありません。

しかしこれが繁忙期ともなると一変し、仕事量が一気に増えることで残業時間も増えます

2時間越えの残業が連日続くこともあり、文字通り激務となります。

こうした繁忙期は自動車メーカーの決算時期となる3月、消費者のボーナス時期となる7月、12月などとなります。

これらの時期には仕事量も大幅に増えるので残業時間も月20~30時間程となります。

短期で集中して稼ぎたいと考えている方はこうした繁忙期に狙いを定めて期間工に応募してみるといいかもしれません。

満了慰労金+報奨金で1年目から最大87万円のボーナスがある

トヨタの年収は国内の全企業期間工の中でもトップクラスです。

そしてその高収入となる最大の要因として「満了慰労金」と「満了報奨金」があります。

これらは契約期間満了時に支給される期間工特有のボーナスのようなものです。

とにかく高額な手当てとなっており、期間工のメイン収入といっても過言ではありません。

トヨタではこの満了金が特に高額となっているので、これを目当てとする期間工も少なくありません。

詳しい支給額は以下のとおりです。

満了慰労金

支給額は1日ごとに定められており、働いた日数分が支給となります。

また、契約更新する度に支給額は増額していきます。

以下でご紹介する金額は目安の額です。

  • 6ヶ月満了:20万7,400円(1日当たり1,700円)
  • 12ヶ月満了:30万5,000円(1日当たり2,500円)
  • 18ヶ月満了:32万9,400円(1日当たり2,700円)
  • 24ヶ月満了:35万3,800円(1日当たり2,900円)
  • 30ヶ月満了:37万8,200円(1日当たり3,100円)
  • 35ヶ月満了:39万6,000円(1日当たり3,300円)

6ヶ月ごとに給料と一緒に支給されます。

契約期間内に退社してしまうと一切が支給されませんので注意してください。

※トヨタは初回、2回目の契約は3ヶ月間となり、2回目を満了すれば6ヶ月満了となり満了金の額が跳ね上がります。

3ヶ月間働いて退社となっても満了となるので満了金が支払われますが3万500円と少額です。

満了報奨金

こちらも満了慰労金同様に1日ごとに1,500円の支給となっています。

目安の金額としては6ヶ月ごとに18万3,000円となっています。

6ヶ月ごとに給料、慰労金と一緒に支給されます。

契約期間内に退社してしまうと支給されません。

また、この満了報奨金は他企業で言う皆勤賞にあたるため、無遅刻無欠席も支給条件となっているのでハードルが高いです。

しかし非常に高額であるため、何としても回収しておきたい重要な手当てといえます。

このようにどちらの満了金も高額であり、最長期間を満了し満額を手にした場合は300万円以上となるビッグボーナスです。

給料以外でこれほどの大金を手にできるのはおいしすぎますね。

他にもある!手当などの一時金

トヨタには満了金の他にもおいしい手当てが多数あります。

こうした手当てはトータル収入の底上げに貢献してくれるので嬉しいですね。

この項ではトヨタの細かな手当についてもご紹介していこうと思います。

初回更新、特別手当10万円支給

初回更新手当てと特別手当はどちらも10万円と高額である反面、比較的簡単に入手できるおいしい手当てです。

入手条件は以下のとおりです。

初回更新手当て

トヨタの最初の契約を満了し、その後も継続して契約を結んだ際に支給される手当です。

もっと詳しくいえば、最初の契約更新後の月の末尾まで在籍が認められた場合に支給対象となり、翌月の給料日に支給されます。

特別手当

特別手当の支給条件は、入社後の翌月末尾までの在籍者に対し、翌月の給料日に支給されます。

初回更新手当てよりもさらに入手しやすい条件となっているので、簡単に10万円をもらえるおいしい手当てです。

赴任手当2万円

初回給料日まで在籍が確認されれば支給されます。

当然給料日前に退職してしまうと支給されないので注意しましょう。

食費補助1万円

初回のみですが入社日から約2週間後に支給されます。

また、出勤1日ごとに250円計算で翌月の給料日に支給されます。

経験者手当

過去のトヨタでの期間工としての勤務期間に応じて支給額が変化します。

  • トヨタ勤務経験6ヶ月~12ヶ月:1万円
  • トヨタ勤務経験18ヶ月~30ヶ月:7万円
  • トヨタ勤務経験35ヶ月:10万円

入社後の初回給料日まで在籍が確認されれば給料と一緒に支給されます。

家族手当

6ヶ月の契約を満了し、さらに契約を更新した期間工が対象となります。

手当ての内容は、18歳未満の実子、養子一人につき2万円/月が支給されます。

2人なら月4万円、3人なら月6万円にもなります。

支給開始まで6ヶ月と時間はかかりますが、継続して勤務するだけで月に2万円~がプラスになるのは家庭を持っている方にとっては大きな助けになる手当てですね。

さらに入社すれば入社祝い金がもらえる!派遣会社経由でダブルゲットも可

期間工の特徴的な手当ての1つとして「入社祝い金」があります。

これは入社しただけで支給されるというとてもおいしい手当てです。

しかもこの入社祝い金にはおいしい特徴がもう一つあり、企業から支給される以外に派遣会社を利用した場合は「派遣会社からも祝い金が貰える」ということです。

2回も祝い金が貰えて、しかも入社するだけという激甘な条件ということもあり、この入社祝い金を目当てとして短期間だけ期間工で働く人も少なくありません。

入社祝い金はほとんどの企業が採用しているシステムですが、支給額が軒並み高額となっており、先述での満了金に次ぐ期間工の目玉手当てとなっています。

ちなみに、2019年12月現在のトヨタの祝い金は40万円となっています。

内訳としては以下のとおりです。

  • 選考会参加費:7万円
  • 入社祝い金(派遣会社):23万円
  • 入社祝い金(トヨタ:特別手当):10万円

合計40万円です。

入社するだけでこれだけのボーナスが付くのが期間工の魅力ですね。

ちなみに、ここで注目してほしいポイントとして選考会参加費の存在です。

これは祝い金の一つとして紹介してますが、実際は「入社しなくてももらえる」んです。

文字通り、選考会に参加しただけで7万円が手に入る驚きの手当てであり、求職者にとってはうま味しかない嬉しいシステムです。

とはいえ、やはり条件はあります。

以下のようなケースでの支給がありますのでしっかりと確認しておいてください。

  1. 採用となる:支給される
  2. 不採用となる:支給される
  3. 採用となるがやむを得ない理由での辞退:支給される
  4. 採用となるが単に辞退する:支給されない

ちなみに③のやむを得ない理由ですが、これは自身の病気や近親者の介護などが当たりますがいまいち不透明なので、事前に派遣会社に聞くなどしてしっかりと確認しておきましょう。

また、これらの祝い金はそれぞれ支給されるタイミングが異なります。

それぞれの支給までの期間は以下のとおりです。

  • 選考会参加費:トヨタの選考会から2週間~3週間以内
  • 入社祝い金(派遣会社):入社から2週間~3週間以内
  • 入社祝い金(トヨタ:特別手当):入社後から3ヶ月程度

このように、派遣会社を経由して期間工に応募するだけで収入が増えるわけです。

派遣会社利用のデメリット

派遣会社を通すことでのデメリットが1つあり、派遣会社に登録する際の面接が増えるということです。

登録までは以下の工程があります。

  • web上で必要事項を記入し送信
  • 後日派遣会社から返信されたメールに記載されている指定場所まで向かい面接を受ける

面接といっても形式だけであり、不採用とされることはまずないでしょう。

しかし、余計な工程が増えるのは正直めんどくさいです。

まあ、これで数十万円が貰えると考えれば我慢できる範囲でしょう。

むしろデメリットはこれだけであり、以降は期間工に精通した優秀なスタッフからの強力なバックアップが得られるのでメリットのほうが大きいです。

しかも派遣経由というだけであり、雇用形態は企業側の直接雇用となるので満了金などのおいしい手当ても全て受け取れます。

企業と派遣で2度の面接があるもののうま味しかないので、派遣は絶対に利用しましょう

※派遣社員として期間工になってしまうと雇用先は派遣会社になってしまいます。

この場合、満了金や魅力的な各種手当ては企業による直接雇用の期間工だけが支給の対象なので受け取れません。

あくまでも派遣は応募の際の利用ですので注意してください。

実際に働いてみた平均的な年収の雰囲気

トヨタ期間工は日給が高く各種手当ても充実していることもあり、初年度からでも年収400万円を稼ぐことは決して難しいことではありません

2年目、3年目と働き続けることで日給、そして満了金も6ヶ月の契約更新ごとに増額となるので、働くほどに年収400万円のハードルはかなり低くなっていきます。

過去に1度でもトヨタ期間工として満了経験があれば、再就職の際に日給アップの状態でスタートとなるので初年度年収400万円の壁はより薄くなります。

仕事は単純作業、残業も少な目という点を考えるとこれだけの年収を稼げる仕事なんて中々みつからないでしょう。

実際私は過去のトヨタ期間工の経験がない状態で1年間働きましたが残業浸けということもなく、休みたい時は有給を使って土日を絡めた連休で小旅行を楽しんだりと期間工ライフを満喫してました。

それでも年収は400万円を超えていたので、トヨタ期間工がいかにおいしい仕事かを改めて実感しました。

とはいえ、私は他企業の期間工の経験があり、さらには期間工以外の仕事で交代勤務にも慣れていたというアドバンテージがあっての順応による結果なので、これらの経験がない期間工初心者にとってはきつい仕事であることには間違いなく、年収400万円という結果にたどり着くまでにはかなりの忍耐力がないと厳しいでしょう。

しかし、仕事を続けることができれば、誰でも年収400万円は見えてきます。

まとめ

高い日給、充実した手当ての数々、昇給システムといった働き手にとって嬉しい要素満載のトヨタ期間工は、やはり期間工業界でもトップといえるでしょう。

初心者にとっては最初こそ苦しいかもしれませんが、順応さえできてしまえば高収入が約束されたおいしい仕事となります。

再就職者に対しての待遇も厚いので、初めて期間工で働こうとしている方や今後も期間工での仕事を継続しようと考えている人にトヨタ期間工はおすすめです。

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