トヨタ期間工から正社員に登用される人の特徴と難易度

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トヨタ期間工から正社員に登用される人の特徴は、「欠勤をしない」、「コミュニケーション能力が高い」、「仕事以外の行事にも積極的に参加する」、「常識ある行動がとれる」、「 創意くふう提案の提出をする」の5つが挙げられます。

トヨタは期間工の正社員登用を積極的に行っており、採用実績は他企業と比べかなり高いです。

実際、私がトヨタの期間工として在籍していた1年間でも、社員登用試験に臨む期間工をたくさん見てきました。

結果は残念ながら不採用となってしまった場合でも、他部署では見事に採用されたとの話もありましたので、期間工からの正社員登用は間違いないようです。

注意点は、トヨタの期間工から正社員を目指すには、在籍期間が最低12ヶ月以上必要となります。

その注意点を含め、トヨタの期間工から正社員になれる人の特徴や、難易度について解説していきます。

トヨタの期間工から正社員のチャンスは十分にありますので、期間工からの正社員を目指している方は是非この記事を参考にしていただければと思います。

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トヨタ期間工から正社員になれる倍率は?

「トヨタの正社員になりたい」と考える人は多いでしょう。

世界で見てもトップクラスの企業なのですから当然です。

社員として働くことができれば生涯安定といっても過言ではないでしょう。

そんな超一流企業であるトヨタですが実は、期間工からの正社員採用数が他の企業と比べてもかなり高いんです。

過去3年間で期間工からの社員採用数が1,000名以上という実績があり、その後も年に数百人単位で社員を採用しているとのことです。

このことから、まじめに働いてさえいれば正社員のチャンスは誰にでもあります。

とはいえ、トヨタで期間工として働く人間はたくさんいます。

工場が複数存在し、一番働く期間工の人数が多い工場では数千人規模となっています。

全ての工場を合わせるととてつもない数となります。

割合で言えば1割にも満たないのではないでしょうか。

このことから、トヨタで正社員を目指すのであれば他の誰よりも努力が必要となります。

しかし、先にもお話しましたが正社員のチャンスは誰にでもあります。

まずは与えられた仕事を真面目にこなし、地道に少しずつ会社側にアピールしていきましょう。

トヨタ期間工で正社員登用される人の特徴

「超一流の企業の正社員なのだからハードルも高いはず・・・」と萎縮してしまう人も少なくないかと思います。

しかし実際は以下のような方でも問題なく正社員を目指せます。

  • 中卒の学歴の方
  • 30代~40代の方

トヨタはしっかりと真面目に仕事をこなしてくれる人間であれば、学歴や年齢問わず正社員として採用する傾向にあります。

学歴にばかり眼を向けるような企業とは違い、しっかりと人間の本質を見極めているわけですね。

実際過去に、中卒や40代後半で正社員に採用されたという話もよく聞きました。

私の在籍中に採用された方もいましたが、その方は高卒でした。

周りには大卒の期間工の方もたくさんいましたがその中で、進学校でもない普通高卒が採用という結果は正社員を目指す人間にとって大きな希望となります。

このように公平にチャンスが与えられているのは魅力であり、モチベーションにもなりますので頑張りましょう。

実際にトヨタに正社員登用されやすい人の特徴5つを順に解説していきます。

1:欠勤をしない

トヨタは欠勤に対する評価が大きいです。

期間工の最大の魅力である満了金の取得条件にも「出勤率100%」とあるようなことからも重要視されていることが分かります。

また、欠勤以外にも遅刻や早退なども評価を下げる要素となりますので、正社員を目指すのであれば無遅刻無欠席は最低条件と見ておきましょう。

2:コミュニケーション能力が高い

職場の仲間とのコミュニケーションが上手い人は評価も高くなります。

企業としては仕事ができる人間はもちろんですが、現場をまとめて仕切ることができる能力に長けた人材を必要としています。

逆に言えば、どれだけ仕事ができたとしてもそれ以外は我関せずで協調性のないような人間では評価はマイナスとなってしまいます。

積極的に仲間と触れ合うことを意識するようにしましょう。

ちなみに、期間工にはこれといって正社員を目指すことなく「ただお金を稼げればいい」といった方もかなり多く、そうした人の場合は仕事仲間との必要以上の交流を望まないこともありますので中々に難しいです。

「正社員のために触れ合わなければ」と自分の目的だけに囚われて周りに対する注意を怠ると努力も空振り、それどころか逆にマイナスとなりかねませんので気をつけましょう。

3:仕事以外の行事にも積極的に参加する

期間工でもちょくちょく飲み会などが開かれます。

もちろん強制ではないので断るのも自由です。

収入や契約更新の際などに影響するようなことはありません。

しかし、正社員を目指すのであれば積極的に参加しておきましょう。

コミュニケーションの一環ですが、どちらかというと飲み会などは上司などにいかに気に入られるかがポイントとなるでしょう。

上司のポイントを日頃から稼いでおくことで社員登用試験の際は「上司の推薦」を受けることができる場合があります。

トヨタではこうした上司からの推薦の影響力はかなり強く、推薦なしで登用試験を受けた人と比べると採用率が高くなります。

強力な武器となりますので、仕事以外の車内行事やその他の催し事があれば一つとして漏らさずに参加するようにし、自分を売り込む努力を心がけましょう。

4 : 常識ある行動がとれる

仕事以外での日常生活でも常に言動には気をつけましょう。

モラルに欠ける人間はトヨタの社員に相応しくないと判断されてしまいます。

聞いた話ですが、真面目に仕事をこなし、実績十分で人望も厚く、社員としての採用に何の落ち度もなかった人がたった一度羽目を外して深酒となり、悪酔いしてしまた結果、仲間に絡んで迷惑をかけてしまったのが会社側に知れ、登用試験に落とされてしまったという事例もあります。

正社員という目標があるのであれば、しっかりと自身を律して行動できる人間でありましょう。

5 : 創意くふう提案の提出をする

トヨタ期間工には「創意くふう提案」制度というものがあります。

これは、現場で気付いた問題点を挙げ、それに対する改善案を考えるというものです。

職場の安全面に関する内容や仕事に対する内容など、気になることがあれば「創意くふう提案用紙」に、問題点と改善案を記入し提出しましょう。

提出は強制ではないので自由ではありますが、正社員を目指す上では提出は必須といえるでしょう。

ちなみに用紙には3件まで問題点と改善案を書き込むことができるのですが、注意点として「3件書かないと認められない」という点です。

3件に満たなければ1度の提案の提出としてカウントされません。

こうした創意くふうの提案の提出は自身の評価に大きくプラスになり、正社員登用試験の際には重要なステータスとなります。

働きやすい職場のため、または会社のさらなる発展のためにアイデアを考えることは個人の能力アップにも繋がり、「優秀な人材として成長してもらいたい」というトヨタ側の意図でもあるといえます。

目安としては月に5回前後の提案の提出を心がけるようにすると正社員の道も見えてくるかもしれません。

また、創意くふうの提案は1回の提出ごとに500円の報酬を手にすることができます。

報酬合計額が3,000円に達するか、3ヶ月経過で指定の口座に振り込まれます。

中には小遣い稼ぎとして、社員に興味がなくても積極的に提案の提出に力を入れている人もいるほどで、提案だけで月に数千円ほど稼いでいる人もいるようです。

以上、トヨタ期間工で正社員登用される人の特徴を紹介しました。上記の特徴に当てはまっていても必ず正社員登用されるとは限りません。

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安定した正社員にこだわりを持っている人は、期間工として働きながら必ずマイナビジョブ20’sなどの転職エージェントを用いて転職活動を進めましょう。

転職サイトに登録して転職活動するのもありですが、転職エージェントと比べると求人の質が落ちる傾向にあります。なぜなら、転職エージェントと転職サイトを比べるとビジネスモデルが違うからです。

転職エージェントは、求職者が企業に採用が決まると報酬が確定する成果報酬型の形態を取っています。採用した企業は入社が決まった人の年収のおよそ3割を転職エージェントに報酬としてお支払いします。

年収が1,000万円の人の入社が決まればおよそ300万円がエージェントにお支払いされます。

それに比べて転職サイトは、企業がお金を払うことで求人広告を載せる形態をとっているため、採用・不採用関係なく支払う金額が一定です。

もし転職エージェント経由で入社した人が退職した場合大きな損失になってしまうのに対して、転職サイト経由で入社した人が退職しても支払い金額は一定のため、大きな損失にはなりません。

そのため、転職エージェントの方が離職率の低い安定した求人が多いです。

こういった理由から転職活動するときは転職エージェントに登録することをおすすめします。

コラム:女性でもトヨタの正社員になれる?

近年、女性を積極的に採用する企業が増えてきました。

昔は 仕事=男などという考えがありましたがそれはもう古く、男性に勝るとも決して劣らないほどに活躍する女性の姿はもはや日常のものとなりました。

もちろんトヨタでも活躍する女性の姿があります。

期間工は体力勝負なのでさすがに男性よりは割合が低いものの、軽作業などの部署で活躍しています。

トヨタは期間工業会の中でも女性従業員の獲得に力を入れている企業であり、女性専用寮はもちろん、働きやすい部署へと配属されやすい傾向(絶対ではなく、人員に空がない場合や繁忙期では男性同様の扱いも十分にあり得ます)にあるのが特徴です。

当然、正社員として活躍する女性も存在し、割合で言えば期間工と比べると圧倒的に多いです。

配属は事務職や技術職の部署に配属となることが多く、中にはリーダー職に就いて人を率いていくという重要な立場にある女性の姿もあり、目覚しい活躍ぶりです。

給料面でも男性との差などなく、仕事さえできれば男性よりも多く貰っている女性も少なくありません。

先にもお話しましたがチャンスは誰にでもあります。

真面目に仕事をこなして会社側に自分をアピールしましょう。

トヨタ期間工から正社員登用に最低限必要な在籍期間は12ヶ月

トヨタの採用試験は年に4回あります。

しかし期間工がこの試験を受けるためには最低でも1年間の継続勤務が必要となります。

1年以上の継続勤務が認められれば会社側から「社員登用試験」を受ける意思があるかを確認されます。

「上司からの推薦を受けなければいけない」という話もありますが、1年以上の継続勤務さえクリアすれば基本的には誰でも試験を受けることはできるようです。

ちなみに、トヨタの場合はまずは準社員として3ヶ月間を過ごすこととなります。

その後、再度試験を受けて晴れて正社員となることができます。

流れとしては、「期間工在籍1年以上→社員登用試験合格→準社員3ヶ月→試験→正社員」となります。

上記では試験が2回ありますが、重要なのは期間工から準社員を目指す社員登用試験です。

こちらに合格することができれば正社員もほぼ確実といっていいでしょう。

社員登用試験については別項ご紹介していきますのでそちらをご覧ください。

ちなみに、準社員として3ヶ月を過ごした後にある試験は面接のみとなっています。

この面接も今後の正社員となる際の心構えや意識の確認程度であるといえ、よほどの落ち度がない限りは落とされることはないといっていいでしょう。

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トヨタ期間工から正社員登用される年齢上限は40代まで

トヨタの期間工として働く人の年齢層は幅広いですが、20代~40代に集中している感じです。

50代で活躍されている方も見かけますが割合は20代~40代と比べると割合は低い感じです。

しかし、トヨタは社員登用にはこれといった制限はありません。

例え50代であろうが社員登用試験は受けることができるようです。

とはいえ、20代~40代の他の社員採用は珍しくないものの、50代での採用は中々確認ができない状態です。

私がトヨタに在籍していた1年の間では、社員として採用された50代の方は誰一人としていませんでした。

また、知り合った期間工仲間や社員の方も50代の方の採用を知る人はいないようでした。

しかしこれは、50代という年齢で省かれているというよりは50代の期間工の割合が低いだけのことであり、全ての期間工が社員登用試験を望んでいるわけでもありません。

こうした点から、そもそもが社員登用試験を受ける50代の方が「20代~40代と比べて少ないだけ」という結果なのではないでしょうか。

何度も言いますがトヨタは年齢や学歴などの制限は設けていません。

50代の方でも実力が認められれば十分チャンスはあるかもしれません。

諦めずにチャレンジしてください。

ですが、強いて「○歳までと」目安とする年齢を挙げるのであれば採用の確認が取れている40代までとさせていただきます。

トヨタの正社員登用試験の難易度と試験内容とは

トヨタの社員登用試験には2種類あり、筆記試験と面接試験となっています。

どちらも合格となることができなければ正社員にはなれません。

今回はそうしたトヨタの社員登用試験の内容をご紹介したいと思いますので、今後の参考にしていただけたらと思います。

筆記試験

筆記試験は

  • 国語
  • 数学

の2科目となります。

どちらも中学レベルとなっているのでそこまで難しくはないかと思います。

とはいえ事前にしっかりと勉強しておかないとつまずきかねません。

筆記試験はそこまで重要視はされていないとのことですが、だとしても全く答えられなかったのでは社員への希望は望めないでしょう。

最低でも5割程度は答えられるようにしておきましょう。

科目ごとの詳細としては以下のとおりです。

国語

試験時間40分。

長文の読解力が求められます。

中学レベルなので落ち着いて臨めば難しいことはありません。

しかし試験時間が短いので全問回答前にタイムアップとならないように注意しましょう。

数学

試験時間50分。

少数、分数などの計算となります。

こちらも国語同様に中学レベルなので難易度は易しいほうです。

しかし、やはり試験時間が短いので未回答でのタイムアップや焦りすぎによる計算ミスには要注意です。

※筆記試験は社員登用試験が行われる年毎で多少違いはあるようですが基本的には似たような問題が用意されるようです。

面接試験

面接試験は社員登用試験のメインといえます。

この試験は複数の面接官と受験者によるグループ面接となります。

また、特徴としては「挙手制」となっており、面接官の質問に対して受験者は手を挙げて答えるという流れとなっています。

試験での質問内容は以下のようなものとなっています。

  • なぜトヨタの正社員になりたいのか(志望動機)
  • 自己PRや趣味などについて
  • 仕事に対する考え

順に解説していきます。

志望動機

一般企業の面接では最重要項目の一つである志望動機です。

トヨタの社員登用試験でも重要な項目ではありますが、自身の考えを素直に伝えればいいかと思います。

なぜ正社員なのか?なぜトヨタなのか?をしっかり伝えられるようにしましょう。

そのときに「大手で安心だから」という待遇だけを目的に答えるのはNGです。

トヨタの正社員としてどう貢献できるか伝えましょう。

自己PR、趣味について

自身のことを試験官に伝えましょう。

しかし簡潔に、且つわかり易く説明できるかが鍵となります。

仕事に対する考え

自身が仕事に対して何を考え、どう工夫しながら取り組んでいるのかを伝えます。

また、チームを組んで仕事をしていく上で「必要とされることは何か」、そうしたチームの中で「自身はどうあるべきか」などを明確に答えられるようにしておきましょう。

こちらについては日頃から「創意くふう提案」に積極的に取り組むことで対応し易くなるかと思います。

この他にも細かなものは幾つかありますがメインとなる質問は上記3つになるかと思います。

ちなみに挙手制というシステム上、他の受験者よりも早く手を上げ答えるということは好印象となりますので、いつでもどんな質問が来ても即答えられるように準備しておくといいでしょう。

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トヨタへの正社員登用後の年収・待遇の違い

社員登用試験を経て、晴れて正社員となれたらば気になるのが収入などの待遇の違いです。

大幅アップとなるのか、大して変わらないのか、逆に減ってしまうのか、各種手当てなどもどうなるのかなど、期間工と正社員とでどれくらいの差があるのかをお話していきたいと思います。

給料の違い

社員登用試験後はまず3ヶ月間の準社員期間を経た後に正社員となることができます。

給料額については以下のとおりです。

  • 準社員:月収約17万円
  • 正社員:月収約20万円

期間工では閑散期などの「仕事が著しく少ない時期」などに、給料が20万円程度まで落ち込むことはあるものの、それと比べても準社員はかなり低く、正社員でさえやっと同額といった感じです。

いくらトヨタの正社員といえど、しばらくの間は給料にはそこまで期待はできません。

しかし、トヨタは昇給に関しては年功序列となっており、勤続年数に応じて飛躍的にアップしていきます。

ちなみに、トヨタの正社員の年代別の平均年収は以下のようになっています。

  • 20代:290万円~630万円
  • 30代:630万円~750万円
  • 40代:730万円~950万円
  • 50代:920万円~1030万円
  • 60代:590万円~1,010万円

この他にも役職に就けるかどうかでも年収は変わってきます。

※これらの額は社員の方の話を元に算出したおおよその額です。

実際は異なる場合がありますので、あくまでも目安として考えていただければと思います。

入社後は一時的に給料は減る時期があることを理解しておきましょう。

各種手当てはどうなる

期間工の大きな魅力として多種多様な手当てがあります。

特に満了金などは高額となっており、トヨタ期間工は他企業に比べてもトップクラスの金額となっています。

手当ての合計額も総額300万円を超え、これが給料とは別に支給されるのですからこのような手当ては非常に魅力あるシステムとなっています。

しかし、こうした手当ては正社員となることでカットされてしまいます。

給料が下がった上、美味しい手当てもなくなってしまうのはかなりの痛手となってしまいますね。

年収の違い

正社員の年収は先にお話したように年功序列制度なので、就業期間が長ければどんどん増えていきます。

増額の幅もかなり大きいです。

正社員となった初年度こそ期間工と比べると落ち込むものの、2年目以降では正社員としてのうま味を存分に体感できるほどに違いが出始めるでしょう。

一般企業であれば、そこそこ勤めたベテラン社員と比較してもトヨタの期間工の年収はそれほど見劣りはしませんが、トヨタの正社員となればものが違います。

働くほどに昇給がなされ、もっとも年収額が大きくなる50代ともなれば年収は1,000万円超えも珍しくありません。

さらに役職に就ければそれ以上となり、期間工の年収の3倍以上を軽く超えます。

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トヨタ期間工から正社員となる際のメリットとデメリット

トヨタの正社員といえば響きはいいですが、期間工と比たべ時にメリットだけではなくデメリットも存在します。

場合によっては、正社員になったがゆえに自信の首を絞めることになりかねないというリスクもありますので、しっかりとその辺についても把握しておくことが大切です。

では、トヨタの正社員となることでどのようなメリット、デメリットが考えられるのかをお話していきます。

トヨタの正社員のメリット

正社員となることで得られるメリットには以下のようなものがあります。

  • どんどん昇給していき収入が増える
  • 定年まで面倒を見てもらえる
  • ボーナスや退職金がある
  • 社会的信用が得られる

昇給

正社員となることができればどんどん昇給していきます。

先にもお話したように年功序列システムなので、長く働けば働くほどに給料は増えていきます。

例え役職に就くことができず、平社員のままであったとしても昇給額は他企業の比ではありません。

それに比べて期間工では、勤続年数や過去の経験によって給料(日給)が増額されるものの正社員の昇給額に比べると天と地ほどの差があります。

期間工は一度の就業で働ける最長期間が2年11ヶ月と決められていますが、再就職は可能となっています。

しかし、再就職をどれだけ繰り返したとしても手当てを除いた基本的な年収としては310万円~330万円といった金額で変わりません。

これに対し、どんどん昇給していく正社員の年収は最終的には2倍~3倍以上にも及びます。

役職に就いている人ともなるとそれ以上となります。

定年まで安泰

正社員は簡単に首を切られることがなく、定年まで面倒を見てくれますので安定した生活を送ることができます。

予め就業期間が設けられ、期間が満了すれば会社を去らなくてはいけない期間工と比べた際の最大のメリットといえますね。

ボーナスや退職金の存在

正社員の魅力としてボーナスや退職金の存在があります。

そしてトヨタではこのどちらも一般企業と比べても非常に高額となっています。

ちなみにボーナスは夏と冬の年2回が支給され、それぞれ給料の4か月分の金額となります。

新入社員ですら初年度から夏冬合計で150万円前後もボーナスをもらえるのは羨ましい限りです。

数年、数十年勤めた人間であればこれが3倍にも4倍にもなるわけですから美味しすぎますね。

退職金も4桁は軽く超えてくる金額でしょう。

20代から定年まで働きぬいた際は、給料を除いてもこれまで手に入れてきたボーナスや退職金の合計額だけで・・とんでもないことになりそうですね。

社会的信用

トヨタといえば実績に比例し、知名度も当然世界トップクラスです。

そのような企業の正社員ともなれば社会的信用もかなり大きくなります。

わかり易いところでいえば、クレジットカードの発行審査はもちろん、車や住宅ローンなどもいとも容易くパスすることが可能となります。

それこそ「トヨタの名前を出すだけで全て解決」といってもあながち間違いではないと思えるほどに信頼度は高いです。

このように、トヨタの正社員となることは自身にとって大きなステータスとなるようですね。

トヨタ正社員になるコツ

トヨタの期間工から正社員を目指すコツが知りたい方は、業界最大手の期間工.jpへの相談が近道です。

あれこれ自分で調べるよりも、トヨタをはじめ大手メーカーの内部事情に詳しい採用のプロへの相談が効率的だからです。

期間工の採用情報は目まぐるしく変化しているので、アドバイザーにリアルタイムの期間工情報や、面接のコツ、正社員を目指す方法を教えてもらいましょう。

期間工.jpは無料で利用でき、相談だけでもOKなので、気になる方はぜひこの機会に登録してみてください。

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トヨタの正社員のデメリット

トヨタの正社員になればメリットだけでなくデメリットも存在します。

どのようなデメリットが考えられるかは以下のとおりです。

  • しばらくの間は給料が下がる
  • 控除額が増える
  • 仕事が増える

給料が下がる

先にもお話したように、正社員となると初年度は給料が低くなります。

一般企業の30代の方の収入をベースとして報酬額が定められているような期間工とは違い、正社員となると企業の一番下っ端となりスタートするわけです。

これはトヨタに限らずどの企業でも当然のことなので仕方ありません。

しかし初年度さえ乗り切ることができれば後は昇給していくだけですので問題はないでしょう。

ただし注意点として、結婚して家庭を持っているような方は考えなしに正社員となってしまうと非常に危険です。

正社員となることで大きく給料が下がる初年度は、家族を養うにはかなり厳しいものとなります。

さらには控除額も増えることで手取りが減ってしまうので、下手をすれば生活していくことが困難となる可能性も出てきます。

ボーナスこそあるもののそこまで耐え凌げるかわかりません。

こうした点を考え、家庭を持ち、正社員の道が見えている方の場合は予めある程度の貯金をしておき、薄給期間を乗り切るために備えておくことを強くおすすめします。

控除額が増える

毎月の控除額も増える分、手取り額も少なくなります。

国民健康保険、厚生年金、住民税に所得税など、これらを合わせると6万円~7万円ほどとなります。

さらに厄介な事に、正社員となると会社指定の保険に加入させられてしまうケースもあるようです。

また、親睦会費なども給料から差し引かれるなど、とにかく色々差し引かれます。

ただでさえ初年度は給料が低いのに出費も増えるとなるとかなり生活は苦しくなりそうです。

仕事が増える

正社員となると立場も変わり仕事が増えます。

また、期間工の時とは違い、重要な仕事を色々と任されるようになります。

期間工で担当する仕事はどれも単純なものなので苦労はしません。

しかし正社員となったからには常に大きな責任を背負わなければなりません。

自身のたった一度のミスで会社にとって取り返しのつかない大損害をもたらす可能性も大いにあり得ます。

常にプレッシャーを抱えた中で行動しなければならず、心的疲労はかなりのものとなります。

正社員では期間工のように簡単に辞めることもできず逃げ道も失った結果、鬱病を発祥してしまう・・なんてこともあり得ます。

日頃の積極的なケアをこころがけ、心身共に健康を保てるようにしましょう。

まとめ

トヨタのような一流企業の正社員といえば憧れは強いでしょう。

確かに収入も増え、社会的信用も高く、将来的に見ても安定した生活が約束されていることを考えると正社員を目指すことは必須となるでしょう。

しかしその分自身が抱えるものの重さは期間工と比べて段違いです。

人によってはその重責に耐え切れずに自己崩壊してしまうケースもあることは確かです。

苦悩の日々が続く可能性を考えると、適度に稼げて自由度の高い期間工のままでいることも気楽であり、快適であるのかもしれませんね。

要は、期間工だろうが正社員だろうが一長一短っといったところです。

とにかく、正社員のチャンスは誰にでもありますので、しっかりと考えて後悔のない選択をしましょう。

監修者

上場・ベンチャー・中堅企業で様々な役割を経験。今なお、採用・人事の業務を最前線で経験し、「いま」の「生きた」知見を発信しています。